2007年5月29日

 カフェインの含有量は豆の種類や焙煎の仕方、抽出の仕方でも変わってきますが、見た目で最もわかりやすい部分は、色の濃さではないでしょうか。

 一般に、色の薄い浅煎りの豆よりも色の濃い深煎り豆の方がカフェイン含有量が少なくなります。

  カフェインの多い浅煎りのコーヒーは朝の目覚ましに、香りのよい深煎りのコーヒーは夜などリラックスしたいときにおすすめです。

 夜にコーヒーを飲むと眠れなくなるという人と全く問題ないという人がいますが、どのようなコーヒーを飲んでいるかも関係しているかもしれません。
 

 それから、紅茶、緑茶、ウーロン茶などのお茶類にも多かれ少なかれカフェインが含まれています。

 玉露や抹茶はカフェインの量が多く、ほうじ茶などは少ないそうです。ただ、麦から作られる麦茶には、カフェインが入っていないそうです。

 

 カフェインの作用については、覚醒作用、利尿作用、解熱鎮痛作用、どれほどの影響があるかは分かりませんが、ダイエット効果があるとも言われています。
 カフェインは医薬品にも使われており、詳しいところは医師に聞かれるのが一番ではないかと思います。特に妊婦さん、授乳中の方や薬を常用されている方は医師に相談するとよいと思います。

 

 ドイツやイタリア、フランスの人にとってコーヒーは欠かせないものであり、日本人にも緑茶を飲む習慣があります。カフェインというものは人が文化的な生活を送る上で必要なものなのかもしれません。

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