ABOUT

はじまり

珈音（かのん）は２００６年自家焙煎による珈琲豆の販売をスタートさせました。

焙煎だけで始まったお店でしたが、同じように男鹿で、まじめにものづくりをされている方々との出会いがあって、ひとつ、またひとつと新しいことが始まっていきここまで続けてこられたと思います。

そして、珈音のとりくみは珈琲だけにとどまらずこの土地の未来や自然環境へと広がり新たな展開へと繋がっていきます。

未来へ

工房のある琴川集落は夜になると、１キロ先の波の音がかすかに聞こえてくるような静かなところです。

春は山桜や山菜、初夏にはホタルが舞い秋には黄金色の稲穂が風に揺れ稲刈りを終えたら冬仕度へ。

春が来るまでゆっくりと静かな時が流れます。季節がめぐるごとに素朴な美しさが残る場所。

そんなこの場所の可能性を次の世代へと守り継いでいくためにいま自分たちにできることを始めました。

ホタルも人もずっとここで暮らしていくために

ここ琴川は寒風山の麓に位置し山に降った雨水が長い時間をかけいくつもの小さな沢水となりその水が集落の米作りを支えています。

この土地の美しい田園風景やホタルが飛び交う光景をわたしたちと同じように大切に思ってくれるひとたちと「ほたるのお米」を通じてつながっていきたいと思っています。