4月29日(木)祝、能代市感応寺において「鬼子母神祭り」が開催されます。
私も去年に引き続き参加させていただきます。
桜が美しいお寺の境内や本堂で行われるコンサート、今年はダースコちんどん隊の皆様と私が出演します。
ダースコちんどん隊のカチューシャさんは、私の中学校の頃の担任で音楽の先生でもありました。
かなりお世話になった方です。
音楽の時間の最後にショパンを弾いてくださるのが楽しみでした。
男がピアノを習っているのは恥ずかしいと誰にもいえなかったあの頃、堂々とピアノを弾く先生の姿にあこがれました。
そのときから、趣味とか特技を聞かれたときピアノと言えるようになりました。
たいして弾けなかったのですが・・・・・
このような場で再開できるのはうれしい限り、よい演奏(コントラバス)できるようにがんばります。
それから、珈音はコーヒーの出店も出させていただきます。
ダースコちんどん隊
毎年富山市で行われる全日本チンドンコンクール「素人チンドンの部」において第8回(2005年)、第10回(2007年)、第12回(2009年)で最優秀賞受賞。2010年4月より正式に「ちんどん屋」として営業を開始。伝統的なちんどんから音楽パフォーマンスを中心としたちんどんステージまで、幅広い演目を持って秋田県内外で活動しています
4月1日に行われたすげ笠づくり学習会の様子を紹介いたします。
開催場所は琴川公民館、師匠含め16人、20代から80代まで幅広い年代が集まりました。
師匠たち以外皆初めての経験です。
会長の説明に熱心に耳を傾けます。
まずは、竹を削って竹骨を作ります。
そしてそれを輪にします。
竹の輪ができたら、12カ所に差し込み口を作り、6本の竹で骨組みを作っていきます。
鷹巣のTさんは魁新聞の記事を見てすげ笠の作り方を教わりたいと会長に連絡、私とも1月くらいからコンタクトをとっていました。
さすが職人さんです、はじめてとは思えないほどきれいで早かった。
加茂青砂で漁家民宿「海辺のおうち 青の砂」を経営する土井さん夫妻は発想が豊かです。
「加茂でもすげ笠講習会やろう、土井さんの民宿泊まりに行こう」と会話も弾みます。
世代をこえて、いつの間にかみんな仲良しになっていました。
次が本当に待ち遠しい。
農村はこれから忙しい季節、第2回は田植えが終わり少し落ち着いてから、私もそれまでしっかりと復習しようと思います。
明日から、琴川のすげ笠づくりが再開します。
その準備の作業として、一週間ほど前に竹の採集と竹割り作業が行われましたので、はじめにその様子を紹介しようと思います。
集落にある竹林、すげ笠作りに適した竹が自生しています。
太いのを3本ほど採集しました。
その竹を師匠(会長)に割っていただきました。
竹割りには、両刃のナタを使います。
刃の長さも普通のナタに比べると半分くらいです。
師匠が見事な手さばきで竹枠の作り方を説明してくださいました。
これから取り組むのは、竹骨づくり~竹枠づくりです。
かつては、男鹿で生産されるすげ笠の9割ほどが琴川集落で作られていたそうです。
そのすげ笠づくりの技術を後世に伝えていこうと平成8年に琴川すげ笠づくり伝承同好会が設立、平成13年には男鹿市の無形文化財に指定されるほどとなりました。
今現在、琴川集落にはすげ笠作りの技術を持った方が7名います。
しかし、全員80歳前後という高齢と後継者不在のため、力仕事や事務仕事が困難になり活動停止の状態が続いていました。
再開のきっかけは、秋田魁新報に掲載された記事でした。
そのときから、復活へ向けて動き出しました。
ワインパラディースさんとグルメストアフクシマさんのコラボ企画、「第2回ワイン&デリカテッセン試飲・試食会」は、満席間近なそうなので、ご希望の方はお早めに申し込み下さい!
男鹿でピアノの先生をやっておられる本川真姫子さんと私が音楽を担当します。
詳細は以下のページで確認下さい。
http://gourmet-fukushima.com/siinsisyoku.html
お申込みは0185-23-2624(福島)まで
それから、当日(2/25)は風景画、出羽和紙の展示販売、コーヒーの試飲販売を12時からハートピアギャラリーでやっております。
気軽に遊びに来てください!
ワインパラディースの人気ワインとグルメストアフクシマの評判デリカそれぞれ10数種を自由に味わえるという「ワイン&デリカテッセン試飲・試食会」が2月25日、男鹿市ハートピアのギャラリーで開催されます。
グルメストアフクシマ4代目が中心となって企画、芸術もコラボします。
ワイン&デリカテッセン試飲・試食会
日時 | 2月25日(木) 18:30~21:00 受付は18:00から ※ 12時~17時半までは入場無料、12時から展示会とコーヒーの試飲販売を行っております。
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場所 | ふれあいプラザ ハートピアギャラリー2階 男鹿市船川港船川字外ケ沢126-16 電話番号 0185-23-3838 |
入場料 | 3500円 販売される商品(ワイン、絵画、和紙、珈琲豆)は別料金でお買い上げ頂けます。 |
主催 | ワインパラディース(鈴木金七商店株式会社) グルメストアフクシマ(有限会社福島肉店) |
お申込み | 0185-23-2624(福島)または0185-35-3509(鈴木)へ ※2月23日まで |
詳細は以下のpdfファイルをご覧下さい。
食と芸術の集い.pdf
年末年始のご注文は、オンラインショップ、電話等により通常通り受付いたします。
発送・配達は1月5日より順次行わせていただきます。
喫茶は、 1月2日、3日がお休みとなります。
12/26(土)27(日)、1/9(土)10(日)は通常通り喫茶営業いたします。
珈音のある琴川集落は、昔からすげ笠作りが盛んな集落でした。
すげ笠というのは、農作業のときに日よけや雨よけとして頭にかぶる平たい円錐形のかさで、時代劇などでも見ることがあります。
すげ笠は、北前船により加賀から伝来されたといわれています。
琴川には良質の菅(すげ)が自生し、竹や山桜の木も多く、それらを材料とするすげ笠作りがこの集落に定着するのは自然なことだったと思われます。
すげ笠作りは、農作業が終わってから、冬の間の副業として行われていました。
今、半農半Xが話題になっていますが、昔はそれが当たり前のことだったのかもしれません。
そして、農村から様々な仕事が生まれていたのだと思います。
しかし、すげ笠に変わる、安くて便利なもの(麦わら帽子など)が大量生産されはじめるとすげ笠の需要は少なくなっていきました。
農作物も外国から安いものが大量に入ってくるようになり、農業で生活するのも難しくなり、農村からどんどん人がいなくなっていきました。
時代の変化の弊害を最も被ったのは農村だったのかもしれません。
しかし、今も急速に時代は変化しています。
今後は日本古来のものが見直される方向に進むのが自然な流れのような気がします。
消費者は安全、安心な食べ物を求めるようになってきており、今後の農業の可能性も大きいはずです。
それから、農業や伝統工芸に興味を持つ若者が増えているように思います。
若い新しい感覚で伝統工芸に取り組むなら、また新たなものに発展するかもしれません。
インターネットでの販売もできます。
農村から、いろいろな仕事が生まれていくかもしれません。
今こそ、農村を見つめなおすときだと思います。
いよいよ、開催です!
珈音からは、しょっつるドリア試食100人分を出品いたします。
ドリアに使う玄米は石山農産の自然栽培米、農薬はおろか肥料すら使っていない、別次元の米です。
グルメストアフクシマさんからは、じゃがいものクリームコロッケ ~しょっつる風味~が、なんと、丸々一個試食できます。
通常は140円で販売されています。
自然工房北の風さんからはしょっつるを使った燻製卵、しょっつるくんたまくんが、その他、しょっつるを使った郷土料理や創作料理がいろいろ試食できます。
コツコツと重ねてきたしょっつる調査の成果も会場で公開されます。
しょっつる鍋とおにぎりの昼食は先着100人までです。
全て無料です。
申し込みの有無に関わらず、誰でも参加できます。
13日のお昼は会場の脇本公民館にぜひお越しください!